楽園のビーチと文化の宝庫を発見しよう
フィリピンは、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島などの主要な島と7000以上の島から成り立ち、その中心には活気あふれる首都マニラがあります。
美しいビーチと豊かな文化が融合するフィリピンには魅力がたくさんあります!

地理と気候
フィリピンは南シナ海に位置し、熱帯気候に属しています。特に乾季は11月から4月、雨季は5月から10月にかけて訪れます。
メトロマニラという呼称は、マニラを中心とした都市圏を指し、周辺の都市や町も含まれています。この地域はフィリピンの政治や経済の中心地で、多くの観光スポットが点在しています。

雨季の時期は、1日中雨が降るこもありますが、一気に降って一気にやむスコールが多い印象です。

スコールで足首まで水が浸かるほどの体験をしましたが、
地元の人は裸足でバイクに乗り移動している姿が印象的でした
文化の多様性
フィリピンはスペインの統治を受けた歴史があり、歴史ある史跡に加え本格的なスペイン料理のレストランが数多くあります。

サンチャゴ要塞のお堀から
地元の人々との交流を通じて、フィリピンの多様な文化を体験することができ、祭りや伝統行事に参加することで、さらに深い理解が得られます。
通貨と両替の事情
フィリピンの通貨はフィリピンペソ。
一番大きい紙幣が1,000ペソ、小さい紙幣が20ペソです。
日本円に換算すると1ペソ=2.6円(2024年現在)ですので、1,000ペソ札はおおよそ2,600円です。
10,000円を両替する場合、おおよそ3,700ペソ程度になります。

個人的に両替する金額は、毎回10,000〜20,000円です。
たくさん観光をしなければ、クレジットカードを併用して1週間弱はこの現金で足りています。
両替する場所は優先順位によって変えることがあります。
結論からお伝えすると、カードキャッシングが一番レートが良く利便性が良いです。
あとはその時々で使い分けることがオススメです。
- すぐに現金を持っていたい場合は”空港で両替“を済ませる
- 移動先の観光地周辺やホテル周辺の”両替所“で換金する
- とにかくレート重視の場合は街中に多くある”ATM“でキャッシング

店頭両替の場合100ペソと500ペソを混ぜて欲しいというと使う時に便利です
公用語とコミュニケーション
フィリピンではローカルの言語(タガログ語など)と英語が主に使用されています。
旅行者としては、旅行英語に加え、簡単な挨拶を覚えておくと、グッと距離が縮まります。現地の人々も英語での会話を好む傾向があり、コミュニケーションが取りやすくなります。

地元の人に「サラマッポー(ありがとう)!」と挨拶することで仲良くなれた気がします
お店でのマナー
フィリピンでは、日本人ほどキビキビ動くことを期待しない方が良いです。相手のペースを尊重することが、より良い交流につながります。
わたしは、レストランでお会計をお願いした際、声をかけてから10分以上待たされることがありました。その時、声をかけた店員さんは同僚と談笑しており、後になって思い出したように伝票を持ってきてくれ、ようやくお会計ができました。
その対応ができたのも現地友人のアドバイスで、声を大きくして店員さんを呼んだり、何度も催促する日本人がいるそうですが、これはあまり好かれない行動だそうです。お互い気持ち良く過ごすためには、温かい気持ちが必要ですね。
安全対策
フィリピンを訪れる際は、安全対策が重要です。
特に危険な地域や、夜の繁華街、暗い道を一人で歩くことは推奨できません。高価な格好や装飾品は控える方が良いでしょう。
個人的に治安が不安なマニラ周辺のエリアは、“マラテ地区” “トンド地区” “中華街” この辺りの夜はドキドキするエリアです。(あくまで個人的な感覚です)
また、市場などではスマートフォンが路上で並べられたり、道端で声をかけられることがあります。これらは、落とし物(または盗品)を売っている可能性があるため、持ち物は無防備にはしないことが重要です。特に、貴重品の取り扱いには注意を払いましょう。

マーケットには数十メートルに1軒はスマホ売りがいた印象です
人気の地元料理
フィリピン料理には、アドボ(鶏肉や豚肉を酢や醤油で煮込んだ料理)、シニガン(酸味のあるスープ)、レチョン(丸焼き豚)などがあり、いずれも個性的な味わいが特徴です。
お店や土地によって具材や味付けが違うことも楽しみのポイントです。地元の料理を通じて、フィリピンの文化に触れることができます。
特にシニガンは好き嫌いがハッキリ別れるスープです。好きな方は家庭の味のような感覚で、お店で食べ比べをするのもオススメです。
交通手段と移動のコツ
フィリピンの交通は渋滞が多いですが、適切な交通手段を選ぶことで快適な移動が可能です。特にGrabバイクは、迅速で経済的な移動手段として人気があります。ジープニーや電車などと合わせ、自分のニーズに合わせて選ぶことで、より良いフィリピン体験を楽しめます。
次は、わたしが個人的に考えるメリットデメリットです。
よろしければ参考にしてください。
移動手段 | メリット | デメリット | 推奨乗車人数 |
Grabタクシー | ・天候に左右されない ・涼しく移動できる | ・渋滞 ・時間が読みづらい | 1名〜3名 |
Grabバイク | ・タクシーより安い ・渋滞回避しやすい | ・基本は1名乗り ・荷物が乗せられない | 1名 |
トライシクル | ・アトラクション気分 ・近距離は安い | ・金額交渉が基本 ・観光客料金 | 1名〜2名 |
ジープニー | ・とにかく安い | ・路線が複雑で初心者には難しい | 1名〜 |

トライシクルお兄さんのテクニックがすごかったです

写っていないですが小さい娘さんを膝の上に抱いて運転していました
おすすめのお土産
フィリピンの代表的なお土産はドライマンゴーです。特にCebu産のものは美味しいと評判ですが、他にも多様な商品があるので、ぜひいろいろ試してみてください。
現地のコンビニやスーパーでは、コスパの良いお菓子も手に入ります。調理道具やおもちゃも日本より安い傾向があります。毎回、コンビニでお菓子やスパムを買って帰るのが楽しみです。
購入時のヒント
コンビニやスーパーでは、商品をしっかり確認し、消費期限も確認しましょう。
特に市場や露店では、金額が書いていないことが多いため、事前に価格を聞くことが大切です。ディスカウントについて聞く際は、初心者の場合は無理をせず、相手の反応を見ながら進めましょう。
値下げ前提で吹っかけてくることもあるため、距離感を保つことが肝心です。
チップの相場
フィリピンでは、チップの相場はホテルで基本50ペソか100ペソ程度です。
私自身、渡す金額はこの範囲内で考えています。レストランや屋台では特に渡さなくても問題がない場合が多いですが、渡す際は喜んでもらえることが多いです。
ただし、高額のチップを渡すと、他の人も期待してくる場合があるので、その点には注意が必要です。
緊急時の対策
現地に住む友人からのアドバイスとして、ポケットに1,000ペソ(約2,500円)を入れておくことを勧められました。
強盗に遭った際や、警察から賄賂を要求された時に、スッと渡すことで逃れられることができる程度の額として有効だそうです。(警察の汚職は大きく減ったそうですが一部まだあると聞きます)
とはいえ、わたし自身は何度も訪れる中で一度も危険な経験はありませんでした。政府の努力もあり年々治安は良くなってきているのかもしれません。
ローカルおすすめスポット
私が訪れた墓地には、地元のコミュニティが住んでいます。訪れた際に、子供たちとバスケットボールを楽しみ、お互いのことを話し交流しました。
観光地では味わえないローカルな楽しさを体験できる素晴らしい機会でした。


1on1で負けたので全員に飲み物をプレゼント。みんな素敵な笑顔でたくさん元気をもらえました!
最後に
私は数え切れないほどフィリピンに訪れているほど、この国が大好きです。フィリピンの人々は本当に温かく、友人もたくさんいます。治安については一定の注意が必要ですが、適切な配慮をすれば、とても良い国であることを実感しています。
フィリピンには、素晴らしい自然や文化、そして多様な体験が待っています。特にセブは、海外初心者にもおすすめのスポットです。非日常の世界が広がっているフィリピンに、ぜひ一度足を運んでみてください。素敵な思い出があなたを待っています♪